清武の復帰で激化するC大阪のポジション争い 豪華なサイドMF揃えタイトル獲得なるか

清武が復帰したC大阪 photo/Getty Images

浦和にルヴァン杯で勝利

セレッソ大阪はYBCルヴァンカップで浦和レッズを下して4年ぶりの決勝進出を決めた。今季途中には監督交代もありながら、チームは成熟度を上げていくシーズンとなった。

そんな中でポジション争いが熾烈となっているのが2列目だ。[4-4-2]のシステムを採用しているC大阪。そのため2列目のワイドで出場できるのは2人のみだが、多くの逸材が揃っているのだ。

特に近年C大阪で存在感を示しているのが坂元達裕だ。右サイドから得意のドリブルで相手をかわし、チームの攻撃のリズムを作る。また浦和戦で復帰した清武弘嗣も、坂元とタイプは異なるもののボールを持ちながらリズムを作るタイプであり、復活すれば彼らがファーストチョイスとなる可能性は高い。

加えて今夏は乾貴士がスペインから復帰。彼の高いドリブルテクニックを活かして得点の好機を導き出す。浦和戦でも積極的なドリブルで相手を翻弄した。彼もスタメンをはれる上手さを持っており、得点を重ねることができれば2人を押しのけることもあるだろう。

彼らに加えて西川潤や中島元彦など、若いアタッカーも揃えるC大阪。彼らが戦力として成長することができれば、さらに上位やタイトルを狙うこともできる。一時期は豊富な2列目を揃えてJリーグを席巻した桜の戦士たちが再び満開を迎える日も近いかもしれない。

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