13回のファイナルで“12勝”する実力と強運 28歳でほぼすべてを手にした男

フランス代表でもタイトルを2つ獲得したヴァラン photo/Getty Images

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ネーションズリーグでも優勝を経験

実力はもちろんだが、同時に強運の持ち主とも言うべきなのか。決勝戦との相性がすこぶる良い選手がいる。

フランス代表の一員としてネーションズリーグ優勝を果たしたDFラファエル・ヴァランだ。

ヴァランが若い頃よりタイトルコレクターとなっているのは有名で、28歳の現時点でリーガ ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ、ワールドカップ、今回のネーションズリーグなど多くのタイトルを手にしている。
今回のネーションズリーグ決勝・スペイン戦では試合途中で負傷退場してしまったが、チームは2-1と逆転勝利。これでヴァランはプロになってから経験した13度のファイナルのうち、12回勝利していることになった。

敗れたのは2018年のUEFAスーパーカップのみで、この試合はアトレティコ・マドリードに延長戦の末敗れている。

しかしこれを除けばチャンピオンズリーグ、ワールドカップなどの決勝で悉く勝利を収めており、実力もさることながら運も強い。

マンチェスター・ユナイテッドに移籍したことからプレミアリーグのタイトル獲得にも期待がかかるが、本当に残っているのはプレミアとEUROのタイトルくらいだろう。

28歳という年齢を考えればチャンスはまだまだあるように思うが、ヴァランはすべてのタイトルを手にしてしまうのか。ここまでのキャリアは驚くほどタイトルに恵まれたものとなっている。

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