欧州予選8試合で“27得点0失点”と強すぎる 17人もネット揺らすデンマークは本物だ

EUROで旋風巻き起こしたデンマーク代表 photo/Getty Images

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EURO2020に続く上位進出を

今夏のEURO2020でベスト4まで勝ち上がったデンマーク代表。来年のワールドカップでも上位進出を果たしたいところだが、早くもワールドカップ出場権を獲得。ここまでは極めて順調だ。

デンマークはワールドカップ・欧州予選にてグループFに入っており、ここまで8試合を消化して8勝無敗。しかも27得点0失点と、8試合連続クリーンシートで見事にワールドカップ出場を決めた。

EUROでもミランDFシモン・ケアー、レスター・シティDFヤニック・ヴェステルゴー、チェルシーDFアンドレアス・クリステンセンらを軸に守備が安定していたが、その流れは今も続いている。デンマークの守備を破るのはなかなかに困難だ。
また今回の欧州予選では、8試合消化段階で17人もの選手がネットを揺らしている。最多はEUROでも攻撃的ウイングバックとして活躍したアタランタDFヨアキム・メーレ、さらにボローニャ所属の21歳FWスコフ・オルセンが記録している4得点だ。オルセンはEUROでベンチメンバーだった選手だが、そのオルセンが欧州予選で数字を伸ばしているのは大きい。

それに続くのはコペンハーゲン所属の22歳FWヨナス・ウィンド、ニースFWカスパー・ドルベリ、EUROでブレイクした21歳のサンプドリアMFミッケル・ダムスゴー、主将のDFケアーが2点ずつ記録。

他にも長身FWアンドレアス・コルネリウス、ユスフ・ポウルセンらがネットを揺らしており、得点を奪えるプレイヤーが多いのは心強い。

守備の方はケアーやGKカスパー・シュマイケルら経験豊富なベテランが固め、攻撃面ではダムスゴーら若手が元気よくプレイしている印象だ。

来年のワールドカップでも上位候補となりそうで、目指すは1998年大会のベスト8超えだ。

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