大富豪オーナー就任時のマンCは誰を獲得した? ニューカッスルの補強方針は彼らに学べ

マンUから移籍したテベス photo/Getty Images

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2008年にUAEのオーナーが就任

サウジアラビアの大富豪オーナーによって買収されたニューカッスル。これによって今後の移籍市場において彼らの名前は数多く飛び交うこととなるだろう。その巨額の富で誰を獲得するのか注目が集まる。

プレミアリーグで豊富な資金力を得てクラブの歴史をつくっているのが、マンチェスター・シティだ。タイの首相も務めたタクシン・チナワット会長が、UAEのアブダビ・ユナイテッド・グループにオーナー権を売却。そこからそれから順調に力を付けてきたマンCは、2011-12シーズンにプレミアリーグ初優勝を経験するなど5度のリーグ優勝を手にしている。

そんなマンCは、中東の投資グループがオーナーになってからどのような補強をしたのだろうか。2008年夏にオーナーとなり、補強を進めたマンCは移籍市場最終日にロビーニョを獲得。また前年にバロンドールを受賞したカカーにオファーしあと一歩まで迫るも実現せず、他にはウェストハムからクレイグ・ベラミー、チェルシーからウェイン・ブリッジ、ニューカッスルからシェイ・ギヴン。ロビーニョ以外は国内の有力選手を補強している。

またその方針は翌年も続いており、マンチェスター・ユナイテッドからカルロス・テベス、アーセナルからエマニュエル・アデバヨールとコロ・トゥレを獲得するなど、プレミアリーグで実績を残している選手を獲得。チームの成績は上がっていき、2009-10シーズンは5位になると、昨季まで5位以下でシーズンを終えた年は一度もない。

ニューカッスルもマンCのような上昇を望むのであれば、国内からの補強が第一だろう。すでにマンUのジェシー・リンガードやウェストハムのデクラン・ライスら国内で実績のある選手が補強候補に挙がっている。マンCの頃とは時代も変わっているが、ニューカッスルもマンCのようなビッグクラブへとのし上がっていくのか。過去にプレミアでは2位を経験しているものの、そこから2度の2部降格から這い上がってきた古豪が、新勢力として巻き返しをはかる。

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