ドイツ王者相手でも“違い”を見せた18歳 成長著しいレヴァークーゼンの新星

チャンスを作ったヴィルツ photo/Getty Images

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バイエルンに大敗も1アシスト

レヴァークーゼンはバイエルンと対戦して1-5で敗戦した。この試合で1アシストを記録したフロリアン・ヴィルツは、18歳ながらチームでも違いを見せて輝きを放った。

0-5と大差を付けられた50分、ヴィルツは中央でボールを受けると縦に走ったパトリック・シックに対して絶妙なスルーパスを供給する。そのボールに抜け出したシックがゴールネットを揺らしてバイエルンから1点を奪い取った。

このシーンのヴィルツはゴールを背にしてボールを受けており、レオン・ゴレツカからプレッシャーをかけられていたが、倒れずに強引に前を向く。その瞬間にシックを確認しており、体勢を整えるとすぐさまスルーパスを出してチャンスを作る。

後ろからプレスをかけられても倒れない身体の強さと足元の技術、そしてシックのポジショニングまで確認するなど18歳とは思えないプレイでレヴァークーゼンの攻撃をけん引した。

首位決戦となった今節で気合いが空回りし、ボールを奪われてしまうシーンも見受けられた。それでも得点へとつながる場面など要所でハイレベルなプレイを見せるヴィルツ。その成長がこれからも楽しみだ。

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