C・ロナウドがボールに触れずに“アシスト”? CL同点弾に導いた巧みな動き出し

同点弾を決めたマグワイアと“間接”アシストのC・ロナウド photo/Getty Images

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マグワイアが同点ゴール

マンチェスター・ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節でアタランタと対戦して3-2で勝利した。決勝点を決めたクリスティアーノ・ロナウドだが、同点ゴールとなったハリー・マグワイアの得点でも“間接的に”アシストしている。

同点ゴールは1-2で迎えた75分だった。右サイドからのクロスボールはニアサイドの味方選手には渡らず、相手に当たったボールを一番遠いサイドにいたマグワイアがフリーで詰めて2点差から追いつくゴールを決めてみせた。

この一連の流れにおいてC・ロナウドはボールに触れていない。しかしクロスボールに対して一度受けようとする動作を見せるも、すぐに下がってマグワイアへ通すスペースを作る。C・ロナウドはクロスが上がる前には、マグワイアよりも遠いサイドにいた。

そこから一気に中央へと走り出し、ボールを受けるふりをしてスルーしているのだ。C・ロナウドはマグワイアが後ろにいたことを分かっており、計画的に触らなかったプレイだった。C・ロナウドのあえてボールに触れずに行なった“間接的”なアシストは、同点弾を引き寄せたプレイだといえるだろう。

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