日本代表の戦力アップにも繋がる 突破したい欧州5大リーグの壁

古橋や三笘、伊東らは冨安に続いて5大リーグに挑戦して欲しい photo/Getty Images

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まだ少ないか

先日行われたワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選。日本代表はオーストラリア代表に2-1で白星を挙げ、勝ち点3をゲットしている。グループBの中でも特別警戒する必要のある相手に勝利できたことは喜ばしいが、ここまで4試合消化して2勝2敗と簡単に勝てているわけではなく、最終予選の難しさを痛感させられている。

このように苦戦を強いられている日本代表だが、サッカーファンの認識としては日本のサッカーはレベルが上がっていたと感じていたはずだ。久保建英や冨安健洋、南野拓実のようなビッグクラブ所属者に加え、遠藤航や鎌田大地のようにドイツの中堅クラブで主力として活躍している選手も増えている。しかし、最終予選では思うように勝てていない。

やはり5大リーグに在籍する選手の少なさが影響しているのか。彼ら以外では吉田麻也、川島永嗣、原口元気、浅野拓磨が5大リーグのトップカテゴリーでプレイしている。しかし、まだまだ彼らに続ける選手はおらず、三笘薫や森岡亮太、伊東純也をはじめベルギーリーグでプレイしている選手が多い。ベルギーのレベルが低いとはいわないが、欧州を代表するビッグクラブからすれば若手のレンタル先に指定されることの多いリーグであり、W杯で結果を残すのであれば物足りない。

三笘をはじめ古橋亨梧や田中碧など海外で即結果を出す選手が増えており、そろそろ5大リーグの壁を多くの日本人選手が突破する時期なのではないだろうか。

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