昨季の悪夢が再びリヴァプールを襲う? 今季無敗と好調も怪我人続出……

負傷交代となったケイタ photo/Getty Images

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ミルナーとケイタが負傷

プレミアリーグで9試合を消化したリヴァプール。ここまでチェルシーやマンチェスター・シティに引き分けるも、6勝3分と無敗をキープして2位となっている。さらにUEFAチャンピオンズリーグでも3連勝と、グループステージ突破へ勢いに乗っている。

そんな好調のリヴァプールだが、唯一の懸念点が怪我人の増加だ。ジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団した今オフだが、補強を行わなかった中盤で序盤戦はハーヴェイ・エリオットがブレイクするも負傷して長期離脱となる。さらにチアゴ・アルカンタラが怪我で離脱すると、ファビーニョもアトレティコ・マドリード戦で離脱してしまう。

カーティス・ジョーンズが怪我から復帰したマンチェスター・ユナイテッドでは、ジェイムズ・ミルナーとナビ・ケイタが負傷交代に見舞われるなど、中盤の人材が次々に離脱してしまっているのだ。その影響もありマンU戦の終盤には、ジョーダン・ヘンダーソン、アレックス・オックスレイド・チェンバレン、ジョーンズの3枚で構成していた。

そこで思い出されるのが昨季の悪夢だ。CBの主力であったフィルジル・ファン・ダイク、ジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスといった選手たちがシーズン絶望となる怪我をしてしまう。冬にはオザン・カバクを獲得するも、彼も終盤に怪我で離脱するなどユルゲン・クロップ監督はやりくりに苦労したシーズンとなった。

結果的には3位で終えた昨季だが、今シーズンも繰り返さないためには今冬でさらなる強化を図ることが必要だろうか。もともとワイナルドゥムの退団で補強ポイントとなっていただけに、さらなる緊急性が求められるかもしれない。ミランのフランク・ケシエなど補強の噂があるリヴァプールだが、今後はどのような運用を見せるのだろうか。

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