クラシコで移籍後初得点の“バルサのジョーカー” 短い時間で結果を残すストライカー

レアル戦で途中出場したアグエロ photo/Getty Images

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途中出場で1ゴールの活躍

バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第10節でレアル・マドリードと対戦。1-2と敗戦して今季2敗目を喫した。途中出場で移籍後初得点を決めたセルヒオ・アグエロがチームにとって唯一の収穫といえるかもしれない。

1点ビハインドの74分にアンス・ファティと代わって途中出場したアグエロ。前線から積極的に得点を狙うと、2点差に広げられた後半ロスタイムにセルジーニョ・デストのクロスにワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。短い出場時間の中で結果を残し、チームに希望を与える1点となったことだろう。

アグエロはわずか16分間の出場で2本のシュートを放っており、そのうち1本がゴールとなっている。基本的にはメンフィス・デパイを3トップの中央に配置し、レアル戦ではやアンス・ファティをその位置に起用したロナルド・クーマン監督は、アグエロは流れを変える“切り札”としての役割を期待しているのではないか。

そんなアグエロが“エル・クラシコ”という大舞台で結果を残した。縦に速い選手が多いバルサの攻撃陣の中で、途中から彼のような純粋なストライカータイプが投入されることで、相手DFも対応に苦しむことだろう。アトレティコ・マドリードやマンチェスター・シティで一時代を築いたストライカーがバルサの重要なピースとしてチームを突き上げることができるか注目だ。

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