未来の日本代表右SB候補 U-22に選ばれたモンテディオ山形DF半田陸とは

モンテディオ山形で活躍する半田陸 photo/Getty Images

サイズはないが気になる選手だ

AFC U-23アジアカップウズベキスタン2022予選・グループステージのカンボジア戦に臨んだ日本代表。追加招集となった松木玖生の先制点を含む4ゴールを挙げたヤング・サムライブルーが勝利を挙げている。次は28日に香港戦が予定されている。

パリ五輪に向けて早くも始動したU-22日本代表。Jリーグで活躍する多くの若手が選ばれており、その中でもモンテディオ山形のDF半田陸には注目したい。

山形県出身でモンテディオユース育ちの半田。そのままトップチームと契約しており、今季はJ2で30試合に出場している右サイドバックだ。19歳と非常に若い選手でカンボジア戦では出番がなかったが、香港戦ではピッチに立てるだろう。

半田は攻守において安定感のある選手であり、直近のザスパクサツ群馬戦では右SBとして先発してフル出場している。攻撃ではオーバーラップとインナーラップを器用に使い分け、ハーフスペースに顔を出し前線で優位を作り出している。更にバイタルエリアでボールを受けた際も冷静にボックス内の選手を見極め足元へのピンポイントクロスを供給するなど、右サイドから攻撃を活性化させることができる。中盤からの縦パスも得意であり、プレイの幅が広い選手だ。守備では対人やカバーリングを得意としており、モンテディオの堅守を支えている一人だ。

このようにJ2の舞台でも臆せず自身の強みを出している半田。フル代表では酒井宏樹や室屋成、橋岡大樹とライバルは多いが、着実に経験を積むことが出来れば近い将来面白い存在になることは間違いないか。

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