マンU襲う“10月の悪夢” 5点差で敗れる衝撃の大敗劇は10月に集中していた

リヴァプールに敗れたマンU photo/Getty Images

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今年はリヴァプールにやられてしまった

マンチェスター・ユナイテッドにとって10月は相性が悪いのだろうか。

24日にはリヴァプールにホームで0-5の完敗を喫したが、実は過去にも10月に5点差をつけられて敗れたゲームがあるのだ。

1996年の10月にはニューカッスルに0-5で敗北。1999年10月にはチェルシーに0-5、2011年の10月にはマンチェスター・シティに1-6で完敗。FWマリオ・バロテッリがインナーシャツをアピールする有名なセレブレーションが生まれたゲームで、当時のことを覚えているサッカーファンは多いだろう。
さらに昨年10月にはトッテナムに1-6で敗北。そして今年はリヴァプールに5点差で敗れてしまった。

2011年のマンC戦、昨年のトッテナム戦、今年のリヴァプール戦はいずれもマンUがホームで敗れており、サポーターにとっては最悪のゲームだ。

1996-97、1999-00シーズンは大敗がありながらも優勝を果たしたが、他の3シーズンはいずれも優勝を逃している。今季もすでに優勝争いから脱落したなんて意見もあり、クリスティアーノ・ロナウドが復帰したシーズンとしては寂しい結果になってしまっている。

攻撃陣の構成をどうするのか。ロナウドを頂点に置くなら中盤の守備バランスはどうするのかなど、指揮官オーレ・グンナー・スールシャールはまだ明確な答えを見つけていないのだろう。今回のリヴァプール戦も組織力の差を見せつけられる格好となってしまい、このような大敗を2シーズン続けて食らってしまうあたりにマンUの現状が表れている。

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