ペペではやはり厳しいか アーセナルが狙うPSGにも通用するドリブラーとは

アーセナルから関心を寄せられているラング photo/Getty Images

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若手主体のチームを作っている

公式戦8戦無敗と好調を維持しているアーセナル。今夏の移籍市場で若手主体のチームに切り替えたことで良い流れが生まれており、無敗を継続している。アレクサンドル・ラカゼットのようなベテランも復帰しており、2季連続8位から脱出できそうだ。

このように今後も好調を継続したいアーセナルだが、ニコラ・ペペがチームの勢いに乗り切れずスランプ気味になっている。サイドアタッカーを主戦場とする選手だが、今季はボールロストが多く相手のカウンターの起点となってしまうことが多く、味方との連携もスムーズではない。現状ではブカヨ・サカとエミール・スミス・ロウにポジションを奪われており、アストン・ヴィラ戦では先発を外されている。カラバオ杯のリーズ戦では先発しているが、次節レスター戦はどうなるか。

アタッカーの人選に問題を抱えているアーセナルだが、どうやら新たな戦力獲得を目指しているようだ。英『Football London』によればクラブ・ブルージュのFWノア・ラングに関心を示しているとのこと。報道によれば獲得競争を行っていたボルシアMGがオランダ代表FWから手を引いたといわれており、アーセナルが一歩有利に立つことになった。

ラングといえば昨季ベルギーリーグで16ゴール7アシストとリーグ優勝に貢献したサイドアタッカーだ。今季はCLグループステージでの活躍が目立っており、対パリ・サンジェルマンではチーム最多となる5回のドリブルを成功させている。PSGは守備力に定評のあるチームであり、そこからこの数字を叩き出すのは並みの実力では難しいだろう。

昨季はベルギーリーグ最優秀若手選手に選ばれたラング。左サイドからのドリブルは驚異的であり、若手路線へ切り替えたアーセナルへの加入はあるのだろうか(データは『WhoScored.com』より)。

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