1本のパスで好機を作った先制点 世界最強DFは攻撃でも起点となれる

先制点の起点に photo/Getty Images

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ロングフィードをサラーに通す

リヴァプールはプレミアリーグ第10節でブライトンと対戦し、2-2と引き分けた。先制点となったジョーダン・ヘンダーソンの得点ではリヴァプールの真骨頂ともいえるプレイが見えた。

リヴァプールは4分にフィルジル・ファン・ダイクのロングフィードを右サイドで受けたモハメド・サラーがカットインして守備陣を引きつけると、最後に中央で待っていたヘンダーソンがゴールネットを揺らして先制点を決める。

ファン・ダイクは自身にプレッシングがかかっていないと見るや、簡単にサイドのサラーへとパスを通す。ブライトンの守備は一本のパスで逆を突かれたことで対応が後手になってしまい、サラーとヘンダーソンに対してもチェックが甘くなってしまった。

ファン・ダイクのキック1本で攻撃の形を作ることができるリヴァプール。今試合も10本中7本のロングボールを通しており、チームの大きな武器だ。1本で展開を変えることができ、得点への好機を作ることができる。フィジカルやスピードなど守備においての高水準のレベルを備えるファン・ダイクだが、攻撃でもハイレベルなスキルでチームに貢献できる(データは『SofaScore』より)。

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