クロップ仕込みの運動量と動き出しを武器に リヴァプールに牙を向いたブライトンMF

古巣対戦のララーナ photo/Getty Images

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ララーナは今季初アシストを記録

プレミアリーグ第10節でリヴァプールとブライトンが対戦し、2-2で引き分けた。古巣対戦となったアダム・ララーナは攻撃の起点となる動き出しで1アシストを記録。無敗のリヴァプール相手に勝ち点1をもぎ取った。

アンカーを配置した3枚の中盤を形成するリヴァプールに対し、ブライトンは中盤に人数をかけた[4-4-1-1]で挑んだ。トップ下に入ったララーナは、アンカーのジョーダン・ヘンダーソンの脇に何度も顔を出してボールを供給。攻撃の起点となってリヴァプールのゴールを脅かす。

すると1-2と1点ビハインドの64分、左サイドからドリブル突破するマルク・ククレジャが中央へとクロスを送ると、フリーになっていたララーナがボールを受ける。かつての盟友であるファン・ダイクが前に立ちはだかるものの、それによってフリーになったレアンドロ・トロサールへパスを出す。トロサールが同点弾を決めて試合をイーブンに戻した。

リヴァプール守備陣がサイドへと比重を置く中で、ララーナはゴールへと直進してフリーのまま中央で構えていた。ララーナの巧みな動き出しとゴール前での冷静な判断があったからこそ、トロサールの同点ゴールへとつながったのだ。

今季ここまでプレミアリーグ全試合に出場し、初のアシストを古巣対戦で決めてみせたララーナ。ユルゲン・クロップ仕込みの運動量と巧みな動き出しを武器にして、大きな飛躍を見せるブライトン攻撃陣をけん引する存在となっている。

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