マンCは来夏も移籍市場の中心に 1億ポンド越え予想されるフェルナンジーニョの後釜候補とは

マンC以外のビッグクラブからも関心が寄せられているライス photo/Getty Images

ロドリとのポジション争いも気になる

昨季はルベン・ディアス、ネイサン・アケ、フェラン・トーレスを、今季はジャック・グリーリッシュを獲得し戦力アップに成功したマンチェスター・シティ。スカウティングがしっかりしているのか獲得が失敗であった選手は少なく、効率良くチームを強化している。

そんなマンCだが、現状ではセンターフォワード、左サイドバック、アンカーの3ポジションの補強が必要であり、来夏に動くことになるか。

英『The Sun』によるとプレミア王者はウェストハムのDFデクラン・ライスに関心を示しているようだ。確かにアンカーはロドリとフェルナンジーニョの2人でローテーションしているが、36歳となった元ブラジル代表MFは今夏までの契約となっており、来季はチームにいない可能性が高い。そこでライスを加えることが出来れば中盤は当分安泰になるだろう。

ライスといえば攻守にバランスのとれたボランチであり、イングランド代表ではリーズのカルヴィン・フィリップスと共にスリーライオンズの堅守を支えている。直近のトッテナム戦ではトマシュ・ソウチェクとダブルボランチを組むとチーム最多となる8回のタックル成功数を記録し、中盤のフィルターとして機能している。更にパス成功率は93%とこれもまたずば抜けた数字であり、マンCが欲しがるのも分かる。

しかし、問題は移籍金だ。ハマーズの指揮官であるデイビッド・モイーズは英『90min』に1億ポンドでも契約できないとコメントしており、ライスが非売品であると宣言している。マンCは来夏に同じくストライカーの獲得も目指しており、モイーズのいう通り1億ポンド以上であれば契約は白紙になるかも知れない。それでも、現状マンCではフィル・フォーデンの偽9番でストライカー問題は解決の道に進んでおり、次なる強化点としてライス獲得を目指すだろう(データは『WhoScored.com』より)。

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