次は“NEWラポルト”だ 優秀なCBを多く保有するマンC

サンダーランドで経験値を詰むカラム・ドイル photo/Getty Images

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注目の新人だ

昨季ポルトガルの名門ベンフィカからDFルベン・ディアスを獲得し、その後一気に守備が安定したマンチェスター・シティ。以前まではニコラス・オタメンディやエリック・ガルシアなどミスが目立つ選手を起用せざるを得ない選手層であったが、ポルトガル代表DFの加入でジョン・ストーンズも復調し、ワールドクラスのセンターバックを並べることに成功している。今季もリーグ戦で失点は少なく、タイトル獲得に期待が掛かる。

守備を強化して安定感を手に入れたマンCだが、アカデミー出身の若手が武者修行先で出場機会を掴んでいるようだ。今季はイングランドの実質3部であるリーグ1に所属するサンダーランドのCBカラム・ドイルだ。マンCでは18歳ながらU-23の選手が集まるEDSでプレイしており、センターバックや左サイドバックを務めることができる。

今季はローン先のサンダーランドでさっそくスタメンを奪取しており、チームで5番目となる出場時間を確保している。そんなドイルの強みは左足から放たれる高精度のパスであり、縦パスやロングフィードで攻撃に貢献できる現代的なCBだ。レフティであり、トップチームではスペイン代表のアイメリック・ラポルトに近いプレイスタイルといえる。U-19イングランド代表にも選ばれており、成長が楽しみな選手だ。

ベルギーのアンデルレヒトへローン移籍しているテイラー・ハーウッド・ベリスと並んで将来を渇望されているドイル。他にもマンCにはDFフィンリー・バーンズやDFルーク・ムベテのような若手の在籍しており、当分センターバックに困ることはないか。

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