首位チェルシーにも嬉しい知らせ レンタル先でブレイクしたMFコナー・ギャラガーとは

クリスタル・パレスで素晴らしいパフォーマンスを披露しているギャラガー photo/Getty Images

21歳の選手だ

上位勢だけでなく中堅クラブも資金力があり、ジャイアントキリングが起きやすいことが特徴の一つとして挙げられるプレミアリーグ。今季はブライトンやウェストハムが上位に名を連ねており、よりプレミアを面白くさせている。

上位勢としては注意したい中堅クラブの存在だが、第10節ではマンチェスター・シティがクリスタル・パレスに敗れる大事件が起きている。序盤にアイメリック・ラポルトのミスを突いたウィルフレッド・ザハが先制点をマークすると、前半終了間際にはそのラポルトとザハがもつれスペイン代表DFが決定機阻止の一発退場となった。その後マンCは10人で奮闘するも、コナー・ギャラガーにダメ押しの2点目を許し、今季2敗目を喫している。

大金星となったパレスだが、2点目を決めたギャラガーのパフォーマンスが素晴らしい。チェルシーのアカデミー出身で昨季はウェストブロムウィッチ・アルビオン、今季はパレスへローンに出されて武者修行を積んでいる。昨季は2ゴール2アシストに終わったが、今季は9試合で既に2ゴール3アシストと昨季を超えており、得点面での成長が見られる。

そんなギャラガーの強みは豊富なスタミナを生かした中盤の活性化だ。攻撃時はフリーランでパスコースを作り、ボールを持てばキラーパスで好機を演出できる。シュート精度が高く、バイタルエリアで前を向けばゴールも期待できる選手だ。守備では正確な寄せを武器にマンC戦ではタックル成功数5回、インターセプト2回の計7回のボール奪取に成功している。

このように新生パレスの主力として活躍しているギャラガー。まだ先の話だが、今のパフォーマンスを継続できれば来季はチェルシーで青いユニフォームを着た彼を見ることができそうだ(データは『WhoScored.com』より)。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ