トッテナムがヌーノ監督を解任 クラブに蔓延る大きな課題は

解任となったヌーノ監督 photo/Getty Images

マンUに0-3と完敗

トッテナムプレミアリーグ第10節でマンチェスター・ユナイテッドに0-3と完敗した。システムを変更したマンUへの対応が遅れ、大量失点を招く事態となってしまう。

まさかの大敗を喫したトッテナムは、試合後にヌーノ・エスピリト・サント監督の解任を発表。ダニエル・レヴィ会長が今季のパフォーマンスや結果に不満を感じている状況だった。

今季は開幕戦でマンチェスター・シティに勝利し、3連勝で一度は首位に立つなど最高のスタートダッシュとなったトッテナム。しかしその後は2勝5敗と大きく負け越し、トップだった順位も8位まで落としている。

特に顕著なのが攻撃陣だ。ソン・フンミンのパフォーマンスに左右されることが多く、開幕頃は彼のゴールで勝ち点を重ねていた。しかし彼を抑えることで攻撃すべてが機能しなくなってしまい、得点力が下がってしまうケースが見受けられる。

加えてハリー・ケインの低調さもそれに拍車をかけている。昨季得点王とアシスト王をダブル受賞した正真正銘のエースは、今オフの移籍騒動で出遅れると今季はここまで9試合1得点1アシストと昨季のようなパフォーマンスをみせることができていない。ソンとの2枚看板だった彼が得点を稼げていないのは大きな問題だろう。

得点力不足をどのように補っていくか。これが今季のトッテナムの最重要項目となる。冬に新たなFWを獲得するか。クラブ上層部の判断が今後を大きく左右しそうだ。

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