2季連続8位フィニッシュの停滞感はない トップ3に追い付く可能性のあるアーセナルの強みとは

アーセナルがタイトルレースに割り込むことは十分にありえる photo/Getty Images

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ようやく戻ってきた

今季もプレミアリーグも第10節までが終了しており、補強の善し悪しなど各クラブの状況が見えてきた。やはりチェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティは別格なのか上から3クラブが並んでおり、彼らから今季の優勝クラブが現れそうだ。

しかし、彼らに追い付く勢いを見せるのはアーセナルだ。以前までは前述した3クラブと共にBIG6といわれていたガナーズ。しかし、その6クラブでもアーセナルが2季連続で8位フィニッシュしたように差が大きくなってしまったことで、既に死語となってしまった。それでも今季はリーグ戦7戦無敗となっており、監督交代が囁かれるマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムをさし置いてガナーズがトップ4に食い込む可能性は十分にある。

その要因はやはり補強の上手さだろう。今季はベン・ホワイト、冨安健洋、ヌーノ・タヴァレス、アルベール・サンビ・ロコンガ、アーロン・ラムズデール、マルティン・ウーデゴーの6人を獲得したが、どの選手もスタメン級であり、最終ラインに関してはガブリエウ・マガリャンイス以外が新加入選手で構成されるなど、成功を収めている。また、どの選手も20代前半であり、若く優秀な人材をターゲットにしている首脳陣の明確なプランも伝わってくる。

ミケル・アルテタ監督のもとで戦力アップに成功したアーセナル。約245億円を使った大型補強は現時点では大成功であり、以前の強かったガナーズが再び戻ってくるのかも知れない。

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