「1日に2試合はできる」 ハードワーク楽々こなす“超万能MF”の成長

中盤で走り続けるバレッラ photo/Getty Images

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EURO2020で一皮剥けた

今季のセリエAはナポリとミランが無敗で優勝争いをリードしているが、昨季王者インテルも負けてはいない。

ここまでは黒星を1つに抑えており、首位ナポリを勝ち点差7で追っている。まだ連覇の可能性は残されている。

最大のストロングポイントは中盤だろう。前線ではFWロメル・ルカクが抜けたが、中盤にはMFマルセロ・ブロゾビッチ、新戦力のハカン・チャルハノール 、ベテランのアルトゥーロ・ビダル、チャンスメイカーのステファノ・センシら実力者が揃う。
そして何より、EURO2020でイタリア代表の優勝に貢献したニコロ・バレッラがいる。バレッラは急激に成長しており、運動量に加えてテクニックも高い。インテルの中盤は現セリエA最高と言ってもいいだろう。

伊『FC Inter1908』によれば、元イタリア代表のエマヌエル・ジャッケリーニはバレッラが1日に2試合はできるほどの心臓を持っていると語る。

「彼は私を驚かせ続けている。1日に2試合はできるし、走り続けている。それにテクニックの面でも成長しているね」

バレッラは欧州でもトップレベルのMFに成長しており、インテルにとっては大きな存在だ。ここまで1得点5アシストと攻撃面の数字もまずまずで、インテルの中盤で最も厄介な選手と言えよう。

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