これぞ“ミスターゲームメイク” 磐田の攻撃を操る41歳遠藤保仁

磐田でも輝き続けている遠藤保仁 photo/Getty Images

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来季はどこでプレイするのか

今季のJ2リーグも既に37試合を消化し佳境を迎えている。その中で首位を走るのはジュビロ磐田となっており、自動昇格から外れてしまう3位と12ポイントを離して首位を走っている。この調子を維持すれば2019年以来となるJ1での戦いが見えてくるだろう。

そんな磐田では、MF遠藤保仁の活躍が光っている。長年ガンバ大阪に在籍し、日本代表としても活躍したゲームメイカー。しかし、41歳という年齢もありガンバで出場機会を失うと、昨季から磐田にローンで加わってチームに貢献している。

そんな遠藤の武器は多くあるが、正確なパスとポジショニングは未だに衰えていない。磐田では[3-4-3]のダブルボランチの一角としてプレイしており、直近のアルビレックス新潟戦でも遠藤のパスワークは効果的であった。特にどんな場面でも遠藤に渡せば落ち着かせることができるため、三角形を作りやすく新潟を押し込む場面も見られた。

バイタルエリアでの好機を演出するプレイもさびておらず、幾度となくボックス内にスルーパスを供給している。先制点の場面でもフリーではあったが、正確にルキアンのもとへボールを届けており、さすがの一言だ。また、遠藤は終盤でも寄せをサボらない姿を見せており、体作りからもプロフェッショナルぶりが伝わってくる。

日本代表は退いたものの中盤でのパスワークは代表レベルにある遠藤。彼のような存在は今のサムライブルーにはおらず、遠藤のようなゲームメイカーの誕生が待たれる。

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