アーセナルの“スプリントキング”は一体誰? オバメヤンが挙げる選手とは

オバメヤンのスピードもまだ十分にトップクラスだが photo/Getty Images

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「少なくとも、僕ではない」

2021-22シーズンのアーセナルにおいて、最もスピードに秀でた選手は誰か。おそらく、多くの人が最初に頭に思い浮かべるのはFWピエール・エメリク・オバメヤンあたりだろう。サンテティエンヌやドルトムント時代から、サッカー界でも屈指のスピードスターとして認識されていた同選手。快速のイメージは強い。

しかし、彼ももう32歳。まだ速いのは間違いないが、“最速”を競うとなるともうさすがに若い選手のほうに軍配が上がるかもしれない。対抗馬としてあげられるのはFWエディ・エンケティアやFWガブリエウ・マルティネッリといったところか。だが、オバメヤンによると、現時点におけるアーセナル最速の男は左SBを務める2人のうちどちらかなのだという。

「アーセナル最速の選手かい? 少なくとも、僕ではないと思うね。今のガナーズにはすごくスピードに優れた選手がいるんだ。80〜100mくらいの距離があれば、僕は一番かもしれない。でも、30m走だったらキーラン・ティアニーかヌーノ・タヴァレスがチーム最速だと思うよ。彼らの初速は本当に速いんだ」(英『Daily Mirror』より)
初速勝負の短い距離でなら、ティアニーやタヴァレスに負けるとオバメヤン。たしかに、ティアニーに関しては先日行われたフィットネステストのスプリント部門にて、チーム最速となる時速37.51kmを叩き出したと英『talkSPORT』が伝えている。となると、やはり現時点でのアーセナル最速プレイヤーはティアニーなのだろうか。

先日、アーセナルの練習に参加しているMFジャック・ウィルシャーも、「彼が最も速い」と話していたティアニー。オバメヤンもまだ十分に速いが、チーム内における“スプリントキング”の称号はもう24歳のものなのかもしれない。

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