マジョルカの中盤戦士は近々プレミア上陸へ? 中堅クラブで成長したファイター

マジョルカで評価を高めるババ photo/Getty Images

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リーガのタックル職人に注目集まる

リーガ・エスパニョーラのマジョルカで日本代表MF久保建英ともにチームを牽引する中盤戦士は、そう遠くない未来に活躍の場をプレミアリーグへと移すこととなるのだろうか。イングランド方面から、ガーナ代表MFイドリス・ババ(25)に対して熱い視線が注がれている。

2021-22シーズン、マジョルカの中盤で安定した仕事ぶりを披露しているババ。以前までは一つ一つのプレイにどこか雑な面も垣間見えたが、25歳を迎えた今季はすっかり中盤のフィルター役として信頼できるプレイぶりを披露している。データサイト『SofaScore』によると、今季彼が記録しているタックル数34回は現時点でリーグMF中トップの数字。中盤の底を任される守備的MFとして、やるべき仕事はきっちりとこなしている。

さらに、そんなババは地上戦勝利数(61回)でもリーグMF中4位を誇っており、勝率も66.3%とハイレベル。所属するマジョルカこそ中堅クラブだが、彼の実力はすでにビッグクラブでも十分通用するレベルに到達していると言っていいだろう。
それだけに、ババは今冬にもステップアップを果たすのかもしれない。英『Daily Mirror』によると、同選手の獲得には欧州4大リーグのあらゆるクラブが関心を示しているとのこと。なかでも興味を持っているというのはプレミア勢で、ババのアグレッシブな守備を評価しているクラブは多いようだ。特に興味を示しているのはエヴァートンで、同クラブは今冬にも積極的なアプローチを試みると同メディアは伝えている。

リーグの特色として、激しいフィジカルコンタクトや強度の高い守備が目立つプレミア。ババのプレイスタイルからすれば、たしかに欲しがるクラブが多いのは当然と言えそうだ。はたして、マジョルカで成長した25歳は近いうちにプレミア進出を果たすのだろうか。今後の動向には注目だ。

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