ユンカーと復調した浦和のエースの2トップも? 孤立する前線のリンクマンとなるか

興梠とユンカーのコンビはあるか photo/Getty Images

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鹿島に0-1と敗戦する

浦和レッズは鹿島アントラーズと明治安田生命J1リーグで対戦し、0-1と無得点で敗れた。キャスパー・ユンカーがスタメンに復帰し、江坂任とコンビを組むも前線が機能せずゴールネットを揺らすことはできなかった。

そんな浦和は前節久しぶりに試合に復帰した興梠慎三をこの試合でも途中投入。前線で身体を張って起点となった興梠は終盤に自ら決定機を迎えるものの、GKに防がれてしまい無得点に終わった。

前半はシュートが打てなかった浦和。シュート数も鹿島が22本に対して浦和は「8」、枠内シュートも1本のみと苦しいデータが出ている。上位陣との対戦では攻撃の改善も必要になってくるだろう。

そこで気になるのがユンカーと興梠の相性についてだ。リカルド・ロドリゲス監督は、今季ユンカーと興梠を同時に起用することはあまりしなかった。連携面が成熟していない状態では、厳しいかもしれない。それでも強さや技術力の高さを武器に前線の起点となれる興梠と、スピードとゴール前での上手さを併せ持つユンカーの2トップは、非常に面白いコンビになるのではないだろうか。

江坂や小泉佳穂など、2列目のタレントも豊富に揃っている浦和。前線が孤立せずに中盤と絡むためにも起点となれる興梠の存在は重要となるのではないか。

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