既にキャリアハイを更新中 スミス・ロウはアーセナルに足りない得点源となれるか

チームをけん引するスミス・ロウ photo/Getty Images

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4ゴールを決めている

ワトフォードに勝利し、リーグ戦の連勝を3に伸ばしたアーセナル。順位も5位に浮上しており、このまま好調を維持したい。

アーセナルだが、トッテナムとのノースロンドンダービー快勝後はブライトン、クリスタル・パレス相手に引き分けてしまった。守備の安定もあり勝ち点は拾えたが、得点力不足が露呈し、その後も課題となるかと思われたが、直近3試合では6ゴールを奪っており、しっかり勝ち点3を獲得している。

やはりMFエミール・スミス・ロウの得点力アップが勝利に繋がっている。メスト・エジル退団後、空き番となっていた10番を今季から背負っているスミス・ロウ。開幕3連敗時、チーム全体が悪いパフォーマンスになっている中、前線で孤軍奮闘していた。新加入組がスタメンに名を連ねるようになってからは、更にその活躍が目立つようになっており、エースナンバーに恥じないパフォーマンスを披露している。

そんなスミス・ロウだが、現在はリーグ戦で3戦連続ゴール中だ。ワトフォード戦でのゴールがなければ、最悪勝ち点を落としていた可能性もあり、大仕事をやってのけた。現状のメンバーでは得点力のある選手がピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットあたりしかおらず、彼らに続く得点源として期待したい。レスター戦、ワトフォード戦の2試合ではボックス内でのルーズボールをスミス・ロウが押し込んでおり、今後は得意な形としたいか。

ここまで4ゴールと既にキャリアハイの数字を更新し、ついに代表にも召集されたスミス・ロウ。プレミアリーグはまだ11節であり、二桁得点も視野に入れられる時期だ。今のアーセナルには得点源となれる選手は少なく、ゴールゲッターとしての活躍にも期待だ。

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