4試合で3得点はグループBでワーストの記録 攻撃力のない日本には変化が必要だ

日本代表の得点力不足を解消するエースは誰だ photo/Getty Images

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果たして誰が前線を務めるか

4試合消化して2勝2敗とワールドカップ・カタール大会出場に黄色信号が点灯してしまっている日本代表。11日のベトナム戦で全10試合の5試合目と折り返し地点であり、そろそろ本腰を入れて本戦出場を掴む必要がある。特に16日の深夜に行われる対オマーンは初戦で敗れた相手であり、しっかりリベンジを果たしたい。

そこで重要となるのはやはり攻撃陣だ。ここまで2勝しているサムライブルーだが、得点数はグループBの中でも最下位の3得点となっている。逆に失点数は同じく3点と、グループで最も優秀な成績を残しており、攻撃陣の頑張りがそのまま結果に反映されるといっても過言ではないだろう。

このように前線の人選が日本代表の命運を握っているわけだが、やはり大迫勇也は森保一監督にとって欠かせないピースとなるのか。ここまで4試合ではすべての試合で9番として出場しており、中国戦では重要なゴールを奪った。しかし、大迫は怪我明けであるうえ、ここまでの代表戦でも決定機を決めきれないシーンが散見されており、大迫の得点力不足は解決されていない。これまでの経験を森保一監督は重視するのだが、ここは思い切って新しいメンバーを前線に配置するべきか。

であれば、今季クラブで結果を出している三笘薫、古橋亨梧、伊東純也を前線3トップに並べるのがベストか。古橋の7ゴールは所属チームトップであり、三笘はハットトリック、伊東は6つのアシストを記録し、チームのアシスト王となっている。懸念点としては伊東以外の2人は代表での経験が少ないことだが、田中碧のような大抜擢があれば面白いか。

ここまでのゴール数が3点と攻撃が機能していない日本代表だが、所属クラブでは結果を出している選手が多く、期待感はある。ベトナム戦では馴染みのある大迫を中心とした3トップなのか、初招集の三笘を加えたトリオになるかは分からないが、世代交代も含めて新しい選手を起用するべきだろう。

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