クラブ一筋12年 中堅クラブから“5大リーグ最多”のチャンスメイク記録するのは

ビルバオ一筋のムニアイン photo/Getty Images

ビッグクラブでもプレイできる実力者

ビッグクラブ移籍のチャンスは何度もあった。しかし、1つのクラブにこだわり続けてきた男がいる。

アスレティック・ビルバオ一筋でプレイしてきたMFイケル・ムニアインだ。

クラブの下部組織出身者であるムニアインは、2009年にトップデビュー。169cmと小柄だが、テクニックはスペイン人選手らしく高い。ビッグクラブでも十分にプレイできたはずだ。

しかし、ムニアインは12年にわたってビルバオでのプレイにこだわり続けてきた。今ではチームの主将となったわけだが、プレイの方も相変わらずハイクオリティだ。

今季ここまでムニアインは43回のチャンスメイクを記録しており、現段階では欧州5大リーグトップの数字となっている(『Squawka』より)。

チームの方がリーグ戦で11得点のみと攻撃陣が湿り気味だが、ムニアインは2得点3アシストと大奮闘。チーム得点の約半分に関与していることになる。

早くも昨季のアシスト数に並び、ムニアインに再びブレイクの時だ。ビッグタイトルとは無縁のキャリアとなっているが、サポーターに愛される特別なキャリアであることは間違いない。ビルバオらしい選手だが、このようなワン・クラブ・マンがいてもいいだろう。

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