ドイツの快速ウイングは蘇った クラブと代表で23戦12ゴール10アシストと大暴れ

バイエルンで活躍するサネ photo/Getty Images

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バイエルンとドイツ代表で主軸へ

指揮官交代でここまで変わるのか。今季完全復調の兆しを見せているのが、ドイツ代表FWレロイ・サネだ。

サネはマンチェスター・シティからバイエルンに移籍したものの、ドイツではやや苦い日々を過ごしてきた。バイエルンには同じドイツ代表のセルジュ・ニャブリに加え、フランス人FWキングスレイ・コマンもいる。ウイングの定位置争いは厳しく、サネには出遅れている印象もあった。

しかし、今季からバイエルンは青年監督ユリアン・ナーゲルスマンにバトンタッチ。そのおかげもあり、サネは今季クラブと代表合わせて23試合で12得点10アシストと見事な数字を残している。
ナーゲルスマンはサネを左サイドで起用することが多く、ここまでは当たっている。サネも左サイドで起用された時の方が多くゴールを挙げており、今ではバイエルンに欠かせぬ人材だ。

バイエルンへ移籍してからは守備時のポジショニングの問題を指摘されたり、ドイツ代表の方でも今夏のEURO2020で違いを生み出せなかったことで批判を浴びた。

しかし、持っているポテンシャルは高い。まだ25歳と若く、キャリアの本番はここからだ。バイエルンと代表の両方で中心選手となれるのか。期待は高まっている。

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