身体の強さで攻撃陣をけん引 横浜FMの前線で主軸となる男

マルコス・ジュニオールはPKで1ゴール photo/Getty Images

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PKで1得点を決める

横浜F・マリノスは明治安田生命J1リーグ第35節でFC東京と対戦。2018年以来となる8ゴールを決めて8-0と圧勝した。チームの中心として攻撃の起点となっていたのが、マルコス・ジュニオールだ。

1点を先制した21分、横浜FMがPKを獲得して追加点のチャンスを得る。キッカーのM・ジュニオールは、落ち着いて左隅に決めて2-0と差を広げた。この追加点で勢いに乗った横浜FMは、その3分後に3点差として最終的には8-0と圧倒した。

M・ジュニオールは1人少ないFC東京を相手に強さを見せて攻撃の起点となった。デュエル勝利数はチームトップの「5」を記録しており、一度M・ジュニオールに預けることで、攻撃を組み立てることができるのは、チームの大きな武器となる(データは『SofaScore』より)。

今季は3ゴール9アシストを記録しているM・ジュニオールだが、数字よりも彼とコンビを組む最前線のFWたちが結果を残している。夏に移籍したオナイウ阿道が12得点、レオ・セアラが9得点、そして今試合で1トップを務めた前田大然がリーグトップの20得点。M・ジュニオールが1.5列目で身体を張って主軸となることで、FWの得点量産へとつながっているのだろう。彼の存在こそが横浜FMの強さの証明であるのだ。

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