イヴァン・トニーの31ゴールを更新する勢い 2部でゴールを量産しているセルビアのゴールハンター

2部で大暴れしているミトロビッチ photo/Getty Images

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あり得ない数字だ

昨季イングランドの実質2部であるチャンピオンシップで31ゴールを決め、得点王となったブレントフォードのイヴァン・トニー。今季はプレミアを舞台に戦っているトニーだが、ここまで2ゴールと残念ながら昨季ほどの得点力は見せられていない。しかしゴール以外での働きでチームに貢献している。イングランド代表入りも近いといわれており、今季の活躍に期待だ。

今季のチャンピオンシップでは、そんなトニーの記録を更新する勢いでゴールを決めている選手がいる。フラムのFWアレクサンダル・ミトロビッチだ。

母国セルビアでデビューしたミトロビッチは19-20シーズンにチャンピオンシップでキャリアハイとなる26ゴールを記録。その勢いのままクラブはプレミアへ昇格するも、肝心のミトロビッチは3ゴールに終わってしまい、チームは降格してしまった。それでも、今季は17試合で20ゴールと約半分の消化試合数で19-20の記録を塗り替えようとしている。

「プレミアを戦った昨季の彼は非常に無気力に見え、コンディションも整っていなかった。だが、今季はハリー・ウィルソンやネースケンス・ケバノ、ボビー・リードといったクオリティの高い選手がミトロビッチを支えている」

ベルギー『sporza』ではミトロビッチの昨季と今季のパフォーマンスの違いを分析している。今季は彼が能力を発揮しやすい環境下でプレイ出来ていることがこの活躍に繋がっているのか。

シーズンで46試合行われることになっているチャンピオンシップで、既に20ゴールを奪っているミトロビッチ。既に規格外な数字を残しているが、今季終了後までにどこまで得点数を伸ばせるかに注目だ。

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