“35歳”でも代表招集はあり? J1王者で主力の男を日本代表でも見てみたい

川崎を優勝に導いた家長 photo/Getty Images

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今季も8得点を決めている家長

ベトナムに勝利した日本代表は、オーストラリア戦に続いて連勝となった。この2試合で[4-1-2-3]を起用している森保ジャパンだが、今後はこのシステムも軸となったメンバー構成となっていくかもしれない。

そこで代表で見てみたいプレイヤーとして挙げたいのが家長昭博だ。北京オリンピック世代の35歳となるアタッカーだが、今季はJ1連覇を果たした川崎フロンターレで34試合に出場し、8得点を記録。2018年にJリーグMVPを受賞した男は、高いクオリティを保ったまま、川崎で主力としてリーグ制覇に貢献している。

J1でもトップの強さを見せる川崎で主軸の男は、代表ではどのようなプレイをするだろうか。現在35歳となる家長だが、2011年を最後に日本代表での出場はない。しかし35歳を越えての代表初得点も十分にあり得る。

現在の日本代表のシステムであれば、基本は右ウイングでの起用となるだろう。ただ川崎でもインサイドハーフに入ることもあるため、攻撃のオプションとして加えることもできる。さらに衰えを知らないドリブルと身体の強さ、経験に裏打ちされたテクニックは、若い選手には出せない力でもあるだろう。

2016年にはスペイン代表に選ばれたアリツ・アドゥリスがイタリア戦でジャンルイジ・ブッフォンから35歳で代表初ゴールを挙げており、ピッチ上において年齢とはただの数字に過ぎない。Jで高いパフォーマンスを見せているプレイヤーを代表に呼ぶことは、何もおかしなことではないはずだ。家長であれば、森保ジャパンでまた違った色を見せてくれるのではないか。

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