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2014年以来となるW杯出場まであと一歩 ロッベンらが去ったオランダをけん引するストライカー|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

2014年以来となるW杯出場まであと一歩 ロッベンらが去ったオランダをけん引するストライカー

オランダ代表の中心であるメンフィス・デバイ photo/Getty Images

勝って出場を決めたい

2014年に行われたワールドカップ・ブラジル大会を最後に国際大会への出場を逃していたオランダ代表。アリエン・ロッベン、ロビン・ファン・ペルシー、ウェズレイ・スナイデルといった選手の代表引退が大きく響いており、立て直しに時間がかかっていたが、2021年に行われたEURO2020では本大会への出場を決めベスト16の成績を残した。

前回のEUROが約7年ぶりとなる国際大会への復帰となったオランダ代表。16強で姿を消すなど残念な結果に終わったが、次回のワールドカップ・カタール大会では2014年大会以来となるベスト4入りを目指したい。

しかし、本大会への出場が危うくなっている。グループGにいるオランダは9試合を終え、ストレートインでW杯の出場が決まる1位に付けている。しかし、前節モンテネグロ戦に引き分けたことで、2位トルコ、3位ノルウェーとの勝ち点差が2ポイントとなり、次節ノルウェーに敗れると、プレイオフに回ることになる。負けたとしてもプレイオフを勝てばよいのだが、もしものことを考えればノルウェー戦での勝利が必須となる。

カギとなるのはバルセロナのメンフィス・デバイか。彼はここまで11ゴールを挙げるなどチームの得点源として活躍している。正真正銘ワールドクラスのアタッカーだが、彼以外のFWはそこまでインパクトを残せておらず、直近のモンテネグロ戦でも苦労していた。次節のノルウェーとはグループステージ第4節で対戦しているが、1-1のドローで終わっており、相手の守備陣を崩し切れなかった。だが、今回は前回対戦でゴールを決めたアーリング・ハーランドが怪我で招集外となっており、運はオランダ代表にあると見ていいだろう。

EUROに出場し国際大会に帰ってきたオランダ代表だが、まだロッベンやファン・ペルシー、スナイデルがいた時代には戻れていないか。フレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトのようなワールドクラスになれる素質をもった選手は出てきており、彼らに大舞台の経験を積ませるためにも、ノルウェーに勝利しストレートで本大会への出場を決めたい。

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