とんとん拍子で結果を残しフル代表入りへ フォーデン、マウントらの仲間入りを果たしたヴィエラの秘蔵っ子

ついにスリーライオンズ入りを果たしたコナー・ギャラガー photo/Getty Images

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デビューとなるか

ワールドカップ・ロシア大会では4位にEURO2020では2位と直近の国際大会で好成績を残しているイングランド代表。2022年に予定されているワールドカップ・カタール大会に向けたヨーロッパ予選でも絶好調であり、9節アルバニア戦ではハリー・ケインのハットトリックを含む5ゴールで大勝している。次節サンマリノ戦の結果が引き分け以上であれば本大会への出場が決まる。

そんなスリーライオンズだが、やはり若い世代の台頭がチーム強化に繋がっているか。前述したケインやカイル・ウォーカーなどベテランの活躍も目立つが、フィル・フォーデンやメイソン・マウント、デクラン・ライス、リース・ジェイムズらはみな20代前半の選手であり、彼らがチームに競争力を生んでいる。

彼らだけでもそうそうたるメンバーだが、イングランドにはまだまだ若く有望な選手が在籍している。今回フル代表に追加招集されたクリスタル・パレスのMFコナー・ギャラガーもその一人だ。

チェルシーユースで育ち、今季はレンタルでパレスに加わっているギャラガー。21歳と若い選手だが、既にパトリック・ヴィエラ率いる新生パレスでは欠かせない存在となっている。

豊富なスタミナを武器に中盤を駆け回るイングランド代表MF。守備では正確なタックルでボールを奪い、攻撃では推進力のあるドリブルを武器としており、ここまで4ゴールと得点力も兼ね備える中盤戦士だ。狭いエリアでの打開は今後の課題だが、その実力はプレミアでも十分に通用しており、来季はチェルシーのユニフォームを着て戦うことになるか。

サンマリノ戦でカタール大会への出場が決まるイングランド代表。引き分け以上でよいという状況から若手を起用しやすく、ギャラガーがピッチに立つ可能性は高いだろう。

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