「彼を救いたい」とチッチ監督が代表に招集 “元プレミア最強アタッカー”の復活はあるか

コウチーニョの復活はあるか photo/Getty Images

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ブラジル代表に選ばれたコウチーニョ

FIFAワールドカップ南米予選を勝ち抜いたブラジル代表は、17日にアルゼンチン代表と対戦する。第1回大会から22大会連続出場という大記録を更新したブラジルを率いるチッチ監督が復活に期待しているのがフィリペ・コウチーニョだ。

リヴァプール時代は攻撃の中心となっていたコウチーニョ。プレミアリーグでは2016-17シーズンに31試合13得点を記録するなど、強烈なミドルシュートを武器にゴールネットを揺らしたコウチーニョだが、スペイン移籍後は低調なパフォーマンスが続いている。

昨季はバルセロナで定位置をつかみかけたものの大けがによってシーズンアウト。復帰した今シーズンはスタメン起用こそあまりないものの、途中出場で結果を残している。バルセロナは新たにシャビ・エルナンデスを監督に迎えるなど、新体制となっており、コウチーニョも全盛期復活に向けて調子を上げてくるかもしれない。

そんなコウチーニョに期待を寄せているのがブラジル代表指揮官のチッチ監督だ。決してバルセロナで主軸ではない現状のコウチーニョも代表に呼んでおり、バルサMFの復活を期待しているのだろう。

スペイン紙『SPORT』でもチッチ監督はコウチーニョに対して「現在は最高のコウチーニョではないが、彼には大きな可能性がある」とコメントしており、さらなる進化に期待を込めている。「リヴァプール時代に戻れるように彼を救いたい」と話しており、コウチーニョの実力を認めているチッチ監督も復活してほしいと願っているのだろう。

アルゼンチン戦での起用はあるのだろうか。そして新体制を迎えるバルサでコウチーニョはどのようなプレイを見せるか。大いに注目したい。

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