クラブと代表では違う役割をこなすマルチロール エースと共にイングランド代表をけん引する超新星レフティ

イングランド代表でも輝きを放つフィル・フォーデン photo/Getty Images

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成長が止まらない

16日に行われたサンマリノ戦に勝利しワールドカップ・カタール大会への出場を決めたイングランド代表。力の差がある対戦ではあったが、ハリー・ケインの4ゴールを含む10-0で白星を挙げている。

このように好調を維持しているスリーライオンズだが、EURO2020からの変化はフィル・フォーデンの躍動だろう。フォーデンも欧州選手権での序盤は主力だったが、上手く活躍できず、怪我でチームから離脱してしまった。

フォーデンは10月のアンドラ戦で復活を果たすとアシストを記録。その後も出場を続け、現状では4試合連続でピッチに立っている。イングランドでは今回のエミール・スミス・ロウやコナー・ギャラガーのように多くの若手が台頭しており、その中でも継続して出場機会を得ているのはさすがといえる。

そんなフォーデンだが、イングランド代表ではチャンスメイカーとして輝いている。所属クラブであるマンチェスター・シティでは最前線にポジジョンを取り、アタッカーとして振舞っているが、代表ではバイタルエリアで前を向いて正確なパスを供給し、攻撃を活性化させている。直近の4試合でゴールはないが、アシストは3回と立派な数字も残している。

クラブでの活躍と同様に代表でも中心選手となったフォーデン。まだ21歳と若い選手であるが、その実力は本物であり、エースストライカーのハリー・ケインと共に次回のワールドカップ・カタール大会では注目を集める存在となりそうだ。

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