「どういうわけか古橋は日本で先発できない」 世界も注目する日本の前線チョイス

セルティックで爆発続ける古橋 photo/Getty Images

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ベトナム、オマーン戦もベンチスタート

11月に行われたベトナム、オマーンとのアジア最終予選アウェイ2連戦を連勝で終えた日本代表。オーストラリアが躓いたおかげでグループ2位に浮上できたわけだが、まだ消化不良なところがある。

サポーターが不満を抱えているのは攻撃陣の働きだろう。森保ジャパン発足からチームを引っ張ってきたFW大迫勇也、南野拓実といった選手たちが苦戦しており、今回のアウェイ2連戦はいずれも1-0と最少得点での勝利だった。

攻撃面で結果が出ないのであれば、スタメンに手を加えてもいい。セルティック専門サイト『67hail hail』も日本代表の序列には疑問を投げかける。
「どういうわけか、古橋は日本代表戦で先発することができない」

セルティックで活躍を続ける古橋は得点力をスコットランドで存分に発揮しており、日本代表でも大迫に代わるオプションになるはずだ。大迫とはタイプが異なるが、今の代表でスタメンを掴むだけの力は有している。

同サイトはオマーン戦にて先発した大迫が効果的ではなかったと振り返っており、Jリーグや海外で活躍する選手を多数抱えながら得点力不足に悩んでいる日本を問題視している。アジアのレベルが上がっているとはいえ、ベトナムとオマーンは明らかな格下だ。本来であれば点差をつけて楽に勝利しておきたい。

得点力不足に悩んでいるなら、今海外組で1、2を争うほど勢いに乗っている古橋を長い時間起用してもいいのではないか。同サイトがそう考えるのは自然だろう。古橋はスコットランド国内リーグにて得点王を争っているプレイヤーだからだ。

一方で米『ESPN』は、ワールドカップ・カタール大会まで時間が限られている中で大幅なメンバー変更はお勧めしないとも伝えているが、日本はスタメンに大幅な手を加えていくべきなのか。

1月にはホームで中国、サウジアラビアとの連戦が控えている。グループ首位のサウジアラビアとの戦いは苦しいものになるはずだが、その時こそ好調古橋の能力を引き出せるか。世界も日本代表のスタメン選考に目を向けている。

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