出番どころかサブにも入らず 日本代表の国内組FWの起用法はどうなる?

前田の出場はなかった photo/Getty Images

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前田大然や上田綺世を招集も

日本代表はFIFAワールドカップのアジア最終予選でオマーンと対戦。伊東純也の1得点を守り抜き、1-0で勝利した。この試合で起用が注目された前田大然と上田綺世だったが、23人の試合登録メンバーからも外れており、サブにも名前はなかった。

久保建英の負傷離脱や、追加招集の堂安律が怪我明けと、前線に不安があった森保ジャパン。Jリーグで結果を残している前田や上田は、今大会では初招集となり日本の新たな起爆剤として期待されたが、2試合ともサブに入ることはなかった。

大迫勇也を起点として南野拓実と伊東純也の3トップは変わらず。浅野拓磨や古橋亨梧といった既存メンバーに加えて、前田や上田と同じくアジア最終予選初招集の三笘薫も、攻撃陣に絡む活躍を見せた。国内組は起用せず、主に固定されていたメンバーで戦った印象だ。

国内組をテストする絶好の機会と思われた2試合だったが、彼らをピッチに送り入れることはしなかった森保一監督。それでも次戦の中国戦での起用するかもしれない。

次戦は1月末の開催であるため、国内組はシーズンが終了している。キャンプ中での合流となるが、そこで起用する可能性もあるだろう。2月1日にはサウジアラビア戦も控えており、総合力で相手を上回りたいところだ。1試合も落とせない状況ではあるものの、攻撃のオプションとして好調なストライカーを起用することで、チームの底上げを図ることはできるのだろうか。

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