クラブでの結果は日本代表にも大きく影響 オマーン戦で勝利に導いたベルギーの“絶好調男”たち

日本の大きな武器となった三笘のドリブル photo/Getty Images

三笘のクロスに伊東が反応

FIFAワールドカップのアジア最終予選で日本代表はオマーンと対戦し、1-0で勝利した。この試合で得点のキーとなったのが三笘薫だ。三笘は初出場を果たすと、持ち前の積極性で日本の決勝点を創出した。

スコアレスで迎えた81分、後半から出場した三笘が左サイドから中山雄太のパスを受けて仕掛けると、タイミングよく中央へクロスを送る。上手く合わせた伊東がゴールネットを揺らして1点を先制。この得点で勝利した日本はオーストリア戦、ベトナム戦に続き3連勝を果たした。

この試合で三笘は左サイドからドリブルで仕掛けてチャンスを作る。ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでも見せている自身の武器を存分に披露してアピールに成功した。

そんな三笘と、ゴールを決めた伊東が日本の前線をけん引していた。彼らの共通点として挙げられるのは、今シーズンも海外のクラブで結果を残し、良好なコンディションを保っているところだ。

三笘はサン・ジロワーズで序盤こそ出場機会に恵まれなかったが、徐々に結果を残し始めると、セラン戦ではハットトリックを達成するなど高いパフォーマンスを見せている。伊東もヘンクでここまで2得点6アシストを記録するなど、チャンスメイクでチームの勝利に貢献。日本代表では2試合連続ゴールで連勝に導いている。

三笘や伊東などクラブで結果を残している選手たちは、日本代表でも同じく結果を残し重要な戦力となっている。当然といえば当然の話だが、やはり代表戦においても、所属クラブでのコンディションやパフォーマンスを考慮した選考を行うべきか。

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