なぜ契約延長を行わない 既に7アシストを記録しているチャンスメイカーを失う可能性のあるマンU

ポール・ポグバは今季限りで退団なのか photo/Getty Images

続きを見る

フリーでの放出は悪手だ

先日行われたマンチェスター・シティ戦ではプレミアのタイトルを争うクラブに完敗を喫してしまったマンチェスター・ユナイテッド。一刻も早くこの状況を打破する必要があるのだが、もう一つ大きな問題がある。今季で契約の切れるポール・ポグバの去就についてだ。

ユヴェントスで大きく飛躍し、古巣であるマンUでプレイしているポグバ。クラブでのパフォーマンスは少しムラのある選手ではあるが、フランス代表では中盤の中心選手として輝いている。昨季は左サイドハーフで活躍するなど、ポジジョンの幅も広げており、今後も赤い悪魔に在籍して欲しい人材だ。しかし、報道ではフリーでのレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン行きが有力とされており、マンU残留の線は薄いように見える。

28歳の年齢も考えて延長しないという判断も分かるが、ポグバはマンUでブルーノ・フェルナンデスに並んで攻撃で違いを作れる選手だ。今季のプレミアでの7アシストが能力の高さを物語っており、彼をフリーで放出するのは勿体ない。また、ポグバが退団することで攻撃でのしわ寄せがB・フェルナンデスに行くことになる。今季ジェイドン・サンチョを獲得したマンUだが、まだチームにはフィットしておらず、ポグバの力は必要だ。

重要なチャンスメイカーを今季で失う可能性の高い赤い悪魔。まだ攻撃で違いを見せられるB・フェルナンデスとの契約は残っているが、ポグバを手放すのは悪手となるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ