イタリアの悪童FWはトルコで復活へ バロテッリ、久しぶりの“二桁得点”は射程圏

今季はトルコでプレイしているバロテッリ photo/Getty Images

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今季はここまでコンスタントに得点

2017-18シーズンに当時所属していたニースで18ゴールを記録して以降、リーグ戦での二桁得点から遠ざかっている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ。気がつけばイタリアの悪童ストライカーも31歳を迎えたが、ここにきて彼は4シーズンぶりに大台を突破することができるのか。

現時点で、それが実現する可能性は大いにあると言っていいだろう。欧州5大リーグの舞台は離れることとなったが、今季加入したアダナ・デミルスポルにおけるバロテッリの新たな挑戦はまずまず順調だ。

2021-22シーズンは、ここまで12試合に出場して5ゴールを記録しているバロテッリ。スュペル・リグは1シーズンが全38節で構成されているため、この調子を維持できるのであれば十分に二桁得点は達成可能なペースを維持している。怪我なくコンスタントに出番を稼ぐことさえできれば、決して難しくはなさそうだ。
そして、そんな今季のバロテッリはトルコで得点王も狙えるのか。現在、スュペル・リグで得点ランキングのトップを走るのは、ここまで7ゴールを決めているアナスタシオス・バカセタス(トラブゾンスポル)、アンドレア・ベルトラッチ(ファティ・カラギュムリュク)、ステファノ・オカカ(バシャクシェヒル)の3名。その得点差はたったの「2」で、どこかで一気にバロテッリが得点数を稼げば逆転は十分に可能と言っていい。

今夏向かったトルコで調子を取り戻しつつあるバロテッリ。華麗なる復活劇に、リーグ得点王獲得で花を添える。もしかすると、そんなシナリオは実現するかもしれない。

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