スールシャールに敗れたヌーノ、そのヌーノに負けたのは…… プレミアで巻き起こる“解任リレー”

スールシャールはワトフォード戦で大敗 photo/Getty Images

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スールシャール監督も解任が決定

プレミアリーグ第12節のワトフォード戦で1-4と大敗したマンチェスター・ユナイテッド。かねてから噂されていたオーレ・グンナー・スールシャール監督の解任を正式に発表し、後任にはジネディーヌ・ジダンらの名前が挙がっている。

第9節のリヴァプールに0-5と完膚なきまでに叩きのめされたマンU。この大敗で解任もあるかと思われたが、その後の第10節のトッテナム戦で3-0と勝利して首の皮を一枚つなげていた。しかし2度目の大敗は見逃されず、スールシャール体制は幕を閉じた。

結果的にトッテナム戦がマンUでの最後の勝利となったスールシャール。この試合でマンUに敗れたトッテナムは、ヌーノ・エスピーリト・サント監督を解任しており、同監督にとってマンU戦がラストゲームとなっている。

さらにヌーノ監督がトッテナムで最後に勝利を挙げた試合は、第8節ニューカッスル戦で3-2と勝利。その後ニューカッスルを率いていたスティーブ・ブルース監督も解任となっており、スールシャールとヌーノとブルースによる監督解任のリレーが行われてしまっている。

その後ニューカッスルはエディ・ハウが就任するもいまだ勝利なしで最下位に転落。トッテナムはアントニオ・コンテが指揮を執り、第12節でリーズ・ユナイテッドに2-1で勝利して就任後初勝利を手にした。昨今のプレミアリーグは指揮官でチームの状況が一気に変化することも多く、昨季のチェルシーは指揮官交代を機に欧州王者にまで上り詰めた。マンUの新監督に誰が就任するのか、大きな注目が集まっている。

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