代表では主力も所属先では1試合のみ 成長著しい20歳DFの将来は

ウェールズで主力として活躍 photo/Getty Images

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今季のプレミアリーグでは1試合の出場

ウェールズ代表で主力として活躍するDFがネコ・ウィリアムズだ。FIFAワールドカップ欧州予選では2試合にスタメン出場し、ベラルーシ戦で得点を記録したウィリアムズだが、所属先のリヴァプールでは主力の座を勝ち取ることができていない。

リヴァプールでは右SBを務めるウィリアムズは、ウェールズでは左SBで出場。両SBでの起用が可能であり、積極的なオーバーラップと突破からチャンスを作るプレイヤーだ。

ここまでウェールズでの欧州予選は、5試合に出場しており1得点1アシストを記録。しかしプレミアリーグでは途中出場したワトフォード戦の1試合のみ。ただその試合で1アシストを決めるなど実力は証明している。

リヴァプールには右SBにトレント・アレクサンダー・アーノルドという絶対的な選手が存在しており、彼からスタメンを奪うのは非常に困難だろう。今夏には移籍希望も申し出たウィリアムズは、チームからも適切なオファーがあれば売却を受け入れる姿勢だったが実現はしなかった。それでも今後もこの状況が続くようならば、冬の移籍もあるかもしれない。

クロップ監督はウィリアムズの冬の移籍について、英紙『Daily Mail』にて「ネコが毎日リヴァプールで成長していることは必ず意味があると思っている」とコメント。さらに「我々は本当に選手が不足している。私が考えているのは、冬に誰がローンを組むことができるかということだ」と話した。怪我人が続出しているチーム状況では、レンタルで放出する選手も熟考すべきだろう。ウィリアムズの将来はどうなっていくのだろうか。

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