《74失点》も喫して3年連続最下位 “もう1人の久保”はアメリカで大苦戦していた

MLSでプレイを続ける久保裕也 photo/Getty Images

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MLSでの日々は成長へ繋がるか

アメリカ・MLS挑戦から1年と11カ月。FCシンシナティと契約を結んだFW久保裕也はどうしているのか。

久保といえば2016年のリオデジャネイロ五輪に出場したU-23日本代表における中心的プレイヤーで、世代を代表する選手としてヴァイッド・ハリルホジッチ元日本代表監督の下ではA代表でプレイした実力者だ。

ただ、最近は代表から離れている。久保自身はシンシナティで出番を得ているのだが、チーム状況がすこぶる悪いのだ。
FCシンシナティは2019年よりMLSに参戦しており、最初の2019年シーズンは最下位だった。成績は6勝6分22敗と散々で、31得点75失点で1年目を終えた。

久保は次の2020年シーズン途中よりシンシナティでプレイを始めたが、このシーズンもシンシナティは最下位に。

そして迎えた2021年シーズン。シンシナティとしては最下位を脱出したいところだったが、結局は4勝しか挙げられず最下位でフィニッシュ。ボランチ起用なども多かった久保自身も無得点でシーズンを終えてしまった。

チームの成績は4勝8分22敗。37得点74失点と、2019年シーズンとほとんど変わらない成績になってしまった。

これだけチームが苦戦してしまうと、久保もシンシナティで成長のきっかけを掴むのは難しいだろう。今年の12月に久保は28歳の誕生日を迎える。年齢的にはA代表で主力になっておきたいところだったが、現状では厳しいか。

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