長期離脱から復帰するバルサの“ストライカー型ウイング” シャビ新体制で得点源となるか

クーマン体制ではウイングでプレイした photo/Getty Images

ブライスバイトの復帰時期が決定

シャビ・エルナンデス新監督を迎えたバルセロナは、今季新たな改革の真っ只中にいる。チームの課題となっているのが、ストライカー不足の点だろう。

今季はリヨンからメンフィス・デパイとマンチェスター・シティからセルヒオ・アグエロ、セビージャからルーク・デ・ヨングを獲得した。デパイは開幕戦から主力として活躍するも、アグエロは開幕前に怪我で離脱すると、その後不整脈を発症してしまい離脱。L・デ・ヨングも期待に応えられておらず、得点源となるFWが足りていない状況にある。

そんなバルセロナに長期離脱となっているストライカーの復帰時期が判明する。リーガ・エスパニョーラ第3節で膝を負傷したマルティン・ブライスバイトが、1月中旬ごろに復帰を予定していると、スペインメディア『SPORT』が報道。手薄となっているFWの駒が増えることは、チームにとってもポジティブなニュースだ。

ブライスバイトはシャビ監督の下でどのようなプレイを見せるだろうか。ウイングもセンターFWもこなせる万能型の同選手。今季は左ウイングを務めており、デパイを起点とするならば、ブライスバイトはウイングでの起用が予想される。

ただブライスバイトはウインガーというよりも、ゴール前の強さが光るストライカータイプのFWだ。スピードやドリブルの技術が高い他のウインガーたちとは一線を画しており、バルサには少ない典型的なストライカータイプがどのようにシャビ監督のスタイルに馴染んでいくかは見ものだ。

今夏のプレシーズンマッチでは3試合で2ゴールと好調で、開幕戦のレアル・ソシエダ戦でも2得点1アシストを記録するなど、良いスタートを切っていた。怪我で離脱となってしまったものの、再びその勢いを見せてチームに還元することができるだろうか。

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