ドログバ、アンリ超えもある? 得点を決め続ける男・サラーが今季達成するかもしれない記録は

ポルト戦で追加点を決めたサラー photo/Getty Images

今季は5試合6ゴールのサラー

今季のリヴァプールのモハメド・サラーは、プレミアリーグで現在トップの11ゴールを記録しており、UEFAチャンピオンズリーグでも6得点を決めている。例年以上のハイペースでゴールを続ける彼だが、CLにおいて大きな記録を今シーズンに打ち立てるかもしれない。

サラーはリヴァプール加入後、CLで通算48試合31得点を記録している。加入初年度から2年連続でCL決勝に進んでおり、2018-19シーズンにはビッグイヤー獲得の原動力となっている彼の存在は、他クラブのストライカーと比べても非常に大きいだろう。

プレミアリーグのクラブに所属した過去のFWで、サラーの得点数を上回っているのは、4人しかいない。アーセナルのティエリ・アンリ(77試合35得点)、マンチェスター・ユナイテッドのルート・ファン・ニステルローイ(43試合35得点)、チェルシーのディディエ・ドログバ(74試合36得点)、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ(64試合36得点)だけが、わずかにサラーの上に立っている。

そのため、今季CLであと6ゴールを決めることができれば、彼らを超えてプレミア所属のストライカーとしてトップの得点数を記録することとなる。またドログバは、CLで全クラブ通算44得点を決めており、アフリカ人選手としてトップスコアラーとなっている。こちらの記録でもサラーはドログバまで11ゴールと迫っているのだ。

2017-18シーズンには、グループステージへ進出するためのプレイオフも戦い決勝まで勝ち進んだ。サラーは15試合で11得点を決める活躍を見せたが、このシーズンに匹敵するくらいの活躍が必要となる。

開幕5連勝中のチームで、さらに得点を積み重ねることができるだろうか。ここまで5試合で6ゴールを決めており、今季の調子を見れば記録を超えるのも時間の問題かもしれない。プレミアリーグだけでなく欧州の舞台でも数々の記録を塗り替えるストライカーから、今後も目が離せない。

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