[MIXゾーン]大事な試合を落とし続けた今季を糧に 浦和MF大久保智明は来季を見据える

悔しさを口にした大久保 photo/スクリーンショット

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清水戦で先発出場した

浦和レッズは明治安田生命J1リーグ第37節で清水エスパルスと対戦した。終始浦和のペースで試合を進めるも決定機を作れず0-1と敗戦する。

この試合に勝利すれば、次戦は名古屋グランパスとの直接対決だったため4位も狙えた一戦だったが、後半ロスタイムにまさかの一発を食らって敗れてしまった。これにより浦和は5位以下でシーズンを終えることが決まる。

今季の浦和は上位へ上がれるチャンスで幾度となく敗れた。勝負どころに弱く上位との直接対決も第31節のヴィッセル神戸戦には1-5と大敗。第35節の鹿島アントラーズ戦にも0-1と負けてしまい大きな勝ち点6を落とした。
この試合に先発した大久保智明も、今節の敗戦について「大事な試合を落としてしまうのは、緊張やいつもと違うものがある。それに対する慣れや、大事な試合で力を発揮できるメンタリティが必要になる」と話す。大事な試合で勝ち切る精神力が今のチームに重要だと語った。

今季はルーキーながらレギュラーを勝ち取るなど、大きなシーズンとなっただろう。それでも来季はリーグ優勝を狙うチームにおいて、彼には主力としての期待がかかる。

「来年優勝するなら個人としてもドリブルの成功率やゴールに絡めないと難しい」

大久保は今季17試合1得点という自らの成績を厳しく評価し、さらに上げることが大事になると話した。

大事な試合に勝ちきれなかった今シーズンを糧にして、来季へ向けた準備を残りの試合で戦えるか。「消化試合とは思っていない」と語る名古屋戦で、大久保個人として結果を残すことが来季につながる大きなポイントとなる。

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