「続けるか引退するか決めてない」 退団も今季浦和の主力だった槙野智章

退団セレモニーを行った槙野 photo/Getty Images

今シーズンは30試合に出場

浦和レッズは今シーズンのホーム最終戦セレモニーを行い、契約満了により今季限りで退団を発表している槙野智章が挨拶した。

この試合にベンチ入りした槙野だったが、最後まで出場することはなく試合は0-1で敗戦。今季は前半戦でCBのレギュラーとして戦い30試合に出場して2得点を決めた男は、今季限りで浦和を退団することとなる。

会見で槙野は「サッカーを続けるか、引退するか、それもまだ決めてません。もう少ししっかり考えて、どこのチームでプレーするか、どこのチームが僕を必要とするか、しっかり考えて決めたい」と話した。

本人も浦和で選手として引退を考えていたのだろう。契約満了時の公式HPのコメントでも「浦和レッズとのお別れの時が、ユニフォームを脱ぐタイミング。と考えていたのですが、今となっては叶わぬ夢となりました」と話している。引退するか、それとも浦和ではない別のクラブでプレイするか。槙野自身も今後について考えていることだろう。

今季の前半戦でも主力としてチームを支えており、第27節まで2試合を除いてスタメンでフル出場を果たした。特に1試合平均でのデュエル勝利数は「4.9回」を記録し、勝率は63%とチーム内のDFでもトップの記録を残している。J1でもトップクラスの強さと守備能力を誇っており、他クラブでも主力として戦えるはずだ。

来シーズンはサッカー選手としての“槙野智章”を見ることはできるのか。彼の選択にも注目したい。

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