ヴィニシウスは真の《ネイマール2世》になるのか リーガ最恐の左ウイングになる男

レアルで成長するヴィニシウス photo/Getty Images

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得点力向上で敵無し状態に

ネイマールがスーパースターになったこともあり、近年ブラジルから出てきた金の卵にはネイマール2世なんて呼び名がつけられることも多い。ガブリエウ・バルボサ、ガブリエウ・ジェズスらもネイマールと比較されてきた選手たちだ。

ここまではその派手な呼び名に値する活躍を見せられた者はいなかったが、今季レアル・マドリードで覚醒したFWヴィニシウス・ジュニオールはどうだろうか。このままいけばネイマールのレベルに届くかもしれない。

ヴィニシウスの課題は得点力にあったが、今季はリーグ戦14試合で9得点と急に爆発。カルロ・アンチェロッティの指導のおかげか、今やリーガ・エスパニョーラで最も危険なレフトウイングになっている。
このまま得点を奪えるアタッカーへ成長すれば、ネイマールと同等の評価を得る選手になるかもしれない。何よりまだ21歳と若く、伸び代は十分だ。

バルセロナ時代のネイマールを振り返ると、リーグ戦におけるキャリアハイは2015-16シーズンに記録した24得点が最高となっている。

ヴィニシウスはこのレベルまで得点数を伸ばせるだろうか。今のペースを考えると、二桁得点はほぼ確実だ。一気に20得点あたりまで数字を伸ばしてほしいところで、年齢的にもネイマールの後継者に最もふさわしい存在となってきている。

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