ツィミカスの台頭でロバートソンはさらに成長する マネとのコンビがチームの大きな武器に

サウサンプトン戦で復帰したロバートソン photo/Getty Images

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サウサンプトン戦で先制点をアシスト

ここ数年のフル稼働もあり、今シーズンは怪我での離脱も増えているのがリヴァプールのアンドリュー・ロバートソンだ。加入2年目のコスタス・ツィミカスの台頭もあり、例年よりも存在感は薄れてしまっている印象だ。

それでもいざ出場となれば、サディオ・マネとの左サイドのコンビネーションは別格であることを証明した。プレミアリーグ第13節のサウサンプトン戦では左SBでスタメン出場すると、マネと左サイドでのパス交換から攻撃のリズムを作った。特に先制点のシーンはマネとロバートソンの2人が絶妙なタイミングで崩し、最後はディオゴ・ジョタの得点につなげた。

ロバートソンは2017-18シーズンからリヴァプールに加入し、不動の左SBとして活躍している。加入当初から5年間左サイドのコンビを組むマネとは阿吽の呼吸で、崩し切ることができてしまう。ツィミカスや他のSBの選手では、マネとのコンビを確立するまでには至っていない。

プレシーズンマッチに離脱して一度復帰するも状態は上がらず、その後スコットランド代表で怪我を負ってしまう。アーセナル戦ではツィミカスも高い評価を得ており、ロバートソンも安泰ではいられなくなってきた。彼の存在がロバートソンをたきつけ、より高いパフォーマンスへと導いているのかもしれない。さらなる自身の成長や成熟するマネとのコンビにも期待だ。

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