東京Vを支えたンドカ・ボニフェイス 課題を克服して個人昇格もあるか

東京Vで主力となるンドカ photo/Getty Images

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今季東京Vへ加入

今季の水戸ホーリーホックから東京ヴェルディへ移籍して、チームの主軸となっているDFがンドカ・ボニフェイスだ。高い守備能力を発揮する25歳が存在感を発揮している。

浦和東高校ではCBながら10番を背負い、その後進学した日本体育大学でインカレ準優勝も経験した。そんなンドカは、水戸で初年度から活躍し、今季東京Vへ移籍。高い期待を寄せられるも序盤は出場機会を得られず、古巣戦となった第6節の水戸戦でデビューを果たす。

すると第10節のV・ファーレン長崎戦で平智広に代わって途中出場を果たすと、次戦の大宮アルディージャ戦でスタメン出場。そこから全試合で先発に名を連ね、今季の東京Vのディフェンスラインを支えた。

第23節の愛媛FC戦で移籍後初得点を記録するなど、今季はここまで33試合2得点を決めている。ンドカは身体能力やフィジカルを武器に相手を封じ込めるファイターだ。水戸時代も積極的にボールを前へ運ぶなど、足元の技術において改善していた同選手は、ボールポゼッションを主軸とするチームスタイルの中で、さらにテクニックやパス面を強化。足元の技術に不安を見せていたCBも、現在は課題を克服してチームを支える1人となっている。

ンドカは現在25歳と若く、今オフにJ1への個人昇格もあるかもしれない。水戸時代にチームメイトだった平野佑一は、今夏に浦和レッズへ加入すると、欠かせない中盤のマエストロとして活躍した。同様に足元の技術に磨きをかけたファイターのンドカがJ1で輝く姿にも期待したい。

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